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音大エリート ひき逃げ犯に死刑

2011年05月23日
 
【新唐人日本2011年5月24日付ニュース】車で女性を引いたうえ、残酷な方法で殺した音楽大学の学生の裁判が開かれ、再び死刑が下されました。
 
5月29日、朝7時過ぎ、中国内陸部の陝西省の裁判所付近は、傍聴をしに来た市民やメディアで埋まりました。しかし中には入れたのはごくわずか。犠牲者の夫は取材を受けませんでした。二審の判決も、一審が認定した加害者の殺意を認め、一審判決の死刑を支持しました。
 
北京の弁護士 李春富さん:「加害者の行為は確かに死刑に値します。もし中国に死刑廃止を認める状況がなければ、加害者は死刑となり、すぐに執行されるでしょう。法律的根拠はあります」
 
西安音楽学院の3年生、薬家鑫被告は去年10月20日の深夜、仕事から帰宅途中の女性工員、張妙さんを車でひいたうえ、ナイフで8回も刺した後、車で逃走しました。
 
雲南省・昆明市の青年:「一人っ子だからでしょう。子供を溺愛しすぎて、命の尊さを教えなかったのです」
 
広西チワン族自治区・教師:「生徒のモラルが低すぎます。我々も教えられません。社会自体が汚れているから、教師は生徒を導きたくても実際にはできません」
 
原告の代理人によると、加害者が拘束されて以来、加害者の両親はいまだに被害者のもとに謝罪しに行っていません。
 
原告代理人 張顕さん:「両親もモラルがありません。親として子供が罪を犯したら、過ちを認めるべきです。両親は弁護士に行かせただけで、自分たちは会いに来ません」
 
作家の陳西さんは加害者の行為について、これは独裁社会でモラルが崩壊し、共産党文化に染まった結果だとの指摘しました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 

 

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